日光のさらに奥地で、全国的に天気が良いはずなのにここはまったくの雪国。
まずは太鼓がお出迎え。
日曜夕方に宿につくといきなりの雪で、翌朝はこんな状態に↓
部屋から外を見やるとそこには何年ぶりかに見たつらら。見事やった。
ここの旅館は平家の末裔で、周辺も平家落人伝説が残る集落。
なんでも、かつて鶏の鳴き声と鯉のぼりで追っ手に見つかったので今でもこのあたりでは鶏を飼わず、鯉のぼりも立てないとか。
夜は囲炉裏を囲んでの食事。俗世を離れた感じでおいしくいただきました。
囲炉裏ってすごくあったかいんですね。ジワーッとしたぬくもりで芯まであったまりました。
2日目の夜はきじ鍋。日本むかしばなしの世界やね。
ほかにも、ゆばのパイ包みなど趣向を凝らしていました。
これも美味かった。さといもをつぶして団子にしたものを揚げてあって、
あんかけにしたもの。表面のかりっとしたところとあんかけのトロッとした感じが心地よいコントラストでした。
そうそう、食事はかずらのつり橋を渡って別棟でいただくんです。
雪で震え上がったあとの囲炉裏は最高!
夜は琵琶法師がロビーで弾き語り。
お風呂は貸しきり露天風呂でゆったり。残念ながら写真はないけど。
それにしても朝起きるたびに雪化粧でびっくり。
昼間平地に降りていくと、雪が降った形跡がまったくないのが驚きです。
あっという間の2泊3日でしたが、秘湯でのんびり過ごした休日でした。
旅館もホスピタリティあふれてて、お世話になりました。